こんにちは (^。^)
先日(1月15日) 郡山の福島医療専門学校で全日本鍼灸学会東北支部の講座がありました
大雪だったのですが、東北6県から多くの先生方、学生さんが集まりました ∑(゚Д゚)
内容としては
① 東北大学の市川博之教授による「脳」についてのご講演
② 若手鍼灸師の「未来(あした)の臨床」をテーマとしたシンポジウム
③ 会津医療センターの鈴木雅雄准教授による「鍼灸臨床に必要な身体診察」についてのご講演
この3本立てでした!
まず、市川先生 のご講演ですが...
脳の神経細胞って1日どれくらい死んでしまうかご存知ですか?
1日10万個だそうです Σ(・□・;)
びっくりですよね‼
そこで、脳を 老化させない ためにはどうしたらいいのか?
市川先生のご講演の内容を少しご紹介させていただきますと...
脳を老化させないためには
(1)有酸素運動(ウォーキング1日8000歩など)
(2)勉強や趣味、段取りをつける(記憶力・計画力)
(3)日記をつける、体験を思い出す(記憶力)
(4)音楽を聴きながら、歌を歌いながら家事をする
などを続けることが重要なのだそうです。
常に脳に刺激を与え続けることが大事なんですね _φ(・_・
次に6名の若手鍼灸師のシンポジウムです。
若手の鍼灸師がシンポジストとして舞台に立つということは、これまでの学会や勉強会などではあまりみられないスタイルだったのでとても新鮮でした‼
現場に出てからの苦労や失敗談、そしてそこから学び得たことなど、とくに学生さんにはとても勉強になったのではないでしょうか
シンポジストの木内先生、里内先生 は、教え子というのも差出がましいのですが、
彼らが学生の頃に1年間教えたことのある鍼灸師さんです。
お二人とも仙台で開業をしていて頑張っているようでした。
それぞれ苦労も多いようですが、今後も人のため社会のために貢献してほしいと思います ( ´ ▽ ` )ノ
最後に 鈴木先生 のご講演です
鈴木先生のご講演は、現場で診察する際に間違った診察をしないように という内容でした
鈴木先生のご講演の中のデータを少しご紹介させていただきますと...
病院などでお医者さんが病気やケガで確定的な診断をつける方法の割合なのですが
検査(レントゲン、血液検査など)は11%
身体診察(触診、運動器検査、視診など)は12%
病歴(主に問診)は76%
なのだそうです。
つまり、これはどういうことかというと…
患者様の訴える症状や問診で得られた情報が病気の診断に直接結びつくことが多いということです‼
当院でも、問診をとくに重要視していますが、改めて問診の重要性を確かめられました (`_´)ゞ
今回の講座もとても濃い内容で新しい情報を収集することが出来ました。
今後の治療・現場に生かしていきたいと思います(^○^)
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