カラダのお話

    2016.09.07

     

    こんにちは (^O^)

     

     

     

     

     

    先日、PCを整理していたら、以前 院長が書いた論文を見つけたので、この機会にご紹介したいと思います!

     

     

     

     

     

    今回のテーマは

     

     

    「 夏バテ 」 についてです

     

     

     

     

     

    今年ももう9月と暦上で季節は「秋」ですが、まだまだ暑さが続いていますね (^▽^;)

     

     

     

     

    最近は、温暖化の影響から昔より暑さが長引いているように思います。

     

     

     

     

    そんな中、「 夏バテ 」 にお悩みの方が増えてきているのではないでしょうか?

     

     

     

     

     

    夏バテには 一般的に

     

     

    「 身体がだるい 」 「 疲れやすい 」 「 集中力がない 」 「 不快感 」 「 食欲不振 」

     

     

     

     

    といった不定愁訴を中心とした症状が多くみられます

     

     

     

     

    まれに、発熱、頭痛、鼻水 または関節痛や手足の痺れなどを訴える 「 夏風邪 ・ 冷房病 」 といわれるものまで含まれます。

     

     

     

     

     

    夏バテの症状を引き起こす 原因 は主に2つあります!

     

     

    ① 冷房による自律神経の機能低下

    ② 冷飲食の過剰摂取による胃腸の機能低下

     

     

    です。

     

     

     

     

     

    まずは、冷房による自律神経の機能低下です。

     

     

     

     

    これは、室内と外気の気温差に身体がついていけないことで起こります (~_~メ)

     

     

     

     

     

    人間の体温は、身体の熱を作る量熱を外へ発散する量 を調節することで、

     

     

     

     

    36~37℃のほぼ一定に保たれています。

     

     

     

     

    この体温調節の機能が、自律神経の機能低下により乱れてしまう事によって、夏バテの症状を引き起こすことになります。

     

     

     

     

     

    体温調節の大半は、汗をかくことによって行われます。

     

     

     

     

    汗腺より汗を出し、蒸発するときに熱を奪う気化熱の性質によって体温を調節しているのです。

     

     

     

     

     

    汗腺は300~400万個もあり、

     

     

     

     

    その中の能動汗腺 (実際に活動している汗腺) は 150~200万個 だといわれていまが、

     

     

     

     

     

    必要がなければ 退化 する性質があります (ノ ̄□ ̄)ノ

     

     

     

     

    現代社会においてエアコンの普及は著しく、

     

     

     

     

    幼児期より冷暖房の効いた室内において生活している人は

     

     

     

     

    特に汗をかく機会が少ないため、能動汗腺の数も減少していると危惧されています。

     

     

     

     

     

     

     

    汗をかく量が少ないということは、

     

     

     

     

    身体の熱が放散されず身体に熱がこもってしまうということです。

     

     

     

     

    そして その結果、さらに冷房の温度を下げてしまったりと、

     

     

     

     

    夏バテの症状が改善することなく、悪循環に陥ってしまうのです。

     

     

     

     

     

    また、外気温が上昇すると自然に汗をかきますね

     

     

     

     

    身体は水分が失われるので、自然に水分を要求するようになります。

     

     

     

     

    水分の補給や、爽快感を求めて

     

     

     

     

    必要以上に冷たい飲み物を多く摂取してしまうことで胃腸が冷えてしまい、消化不良などの胃腸症状を訴える様になります。

     

     

     

     

    このことにより起こるのが次にあげた、

     

     

     

     

    冷飲食の過剰摂取による胃腸の機能低下につながることとなります。

     

     

     

     

     

    暑いとどうしても冷たい物をたくさん取りたくなるのが心情ですが、

     

     

     

     

    冷たい物を取り過ぎてしまうと、

     

     

     

    胃腸の働きが低下し、

     

     

     

     

    必要な栄養がとれずに 体力が低下 してしまいます。

     

     

     

     

     

    これらに加え、熱帯夜で睡眠不足の日が続くと、身体の疲れは改善しないまま蓄積され、

     

     

     

     

    いわゆる「夏バテ」の症状があらわれることになります。

     

     

     

     

     

     

     

    ですが、最近では外気温の上昇からくる 「 熱中症 」 の問題もありますので、

     

     

     

     

    冷房を全く使わないことや水分を全く摂らないということはとても危険なことです!

     

     

     

     

     

    何事もバランスが大事なのです!!

     

     

     

     

     

    では、水分はどれくらい摂ればいいのかということですが...

     

     

     

     

    これは一概に言えるものではないように思います

     

     

     

     

    その人の体質や環境、運動量などに影響するものですので、その容量は人それぞれ違います

     

     

     

     

    問題なのは、摂取した水分が おしっこ (蒸発も含む) としてどのくらい 排出 されているかです。

     

     

     

     

    この摂取と排出のバランスが崩れると、夏バテの症状があらわれたり熱中症になったりします (>_<)

     

     

     

     

     

     

     

    夏バテの観点からいいますと

     

     

    水分を摂取して 胃に水が溜まっている感じ(水腹) 胃がもたれる感じ など感じる場合は

     

     

     

     

    体に対して水の摂取量が多く、夏バテの原因になっている可能性がありますので注意してください。

     

     

     

     

     

    はりきゅう で治療はできますが、

     

     

     

     

    まずは、「夏バテ」 にかからないように心がけてください

     

     

     

     

     

    それでは今日はこの辺で (^^)/

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    投稿者: はりきゅう資生堂今野接骨院様

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